将来の犠牲者

シオン長老の議定書の-大嘘
(世界の不都合を、すべてユダヤ人のせいにする陰謀計画書)

この本は、サイモン・ヴィゼンタル・センターという、アメリカにおける人種差別やホロコーストに関する展示をおこなう寛容博物館を運営する組織の理事長代理を含む、計三名で書かれたものです。またこの本の内容は、225ページに及び、議定書がユダヤ人によって書かれたものではない理由が書かれており、反ユダヤ主義を煽った捏造本だと主張している感じです。最後の方の224ページには、「将来の犠牲者」という副見出しがありますが、その一文を引用いたします。

●将来の犠牲者
 ユダヤ人以外の集団、例えば、黒人、アジア人、ネイティブアメリカン、ヒスパニック、同性愛者、エホバの証人、ローマカトリック教徒、モルモン教徒などの人々も倫理的責務の埒外(らちがい)に置かれているのに、ユダヤ人だけが、彼らの敵方として明らかに誤った陰謀説をもって非難されているのは、まさに皮肉なことだ。
 これは、言うならば一種の悪質な「裏返しの賞賛」であろう。しかしながら、偏見や憎悪には本質的論理が全くないので、ユダヤ人を嫌う者達が、ここに挙げた他の集団に対して明日にも同様の発想を抱く可能性は充分にある。


はじめはいくつかの人種を挙げていますが、最後には、エホバの証人、ローマカトリック教徒、モルモン教徒、という三つの宗教団体を挙げています。しかも、反ユダヤ主義者の矛先は、明日にもこれ等の団体に向かう可能性は充分にあると述べているのです。なぜこれ等の団体がここに選ばれたのでしょうか? 無作為に抽出したとでもいうのでしょうか? 他にいくらでも宗教団体は存在するし、キリスト関連を名乗る組織だって腐るほど存在するでしょうに‥

この本は徳間書店より、2008年6月に出版されました。私の個人的な主観ですが、この先に起こる何かを知っているからこそ、先の三つの宗教団体を選んだと思うのです。つまり、ローマカトリックは、キリスト教世界を代表する最大派でもあるので、弾圧される代表格として選ばれたのかもしれません。また、次期米大統領候補の筆頭である、ミッド・ロムニー氏が大統領に選ばれ、初の大統領令を発動し、プロテスタント・カトリックを追い込むのならば、モルモン教は、ユダヤ組織に代わって陰謀論組織として糾弾されるかもしれません。つまり嵌められ役にされる可能性があると思います。

私は、似非聖書世界の危険性を、幾度も指摘してきました。キリスト教世界はもとより、神道ですら非常に危険な事柄を忍ばせているのです。多くの人々は厳かに神社に御参りにいくのでしょうが、知らず知らずの内に竜神を拝んでいたり、神社を点と線で描く六芒星上などでの崇拝をやらされているのです。似非聖書世界を構築した連中は、この皮肉がなにより楽しいのでしょう。

似非聖書世界があるのならば、その逆も必ず存在します。今の私に言える事はこれくらいが限界です。そろそろ私の勝手な役目も終わりに近付いてきました。私は富や名声、世の中における成功など何一つと、いりません。正直言いますと、5年前、10年前までは必要以上の生活に憧れた事もありましたが、今はそんな事などどうでもよい程に、時は残されておりません。私が望む事は一つ、一人でも多くの方が、似非聖書世界に気付いて頂ける事と、同時に、本来の聖書理解に親しんで頂ければ幸いです。

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